どうも!母ちゃんです。
もうすぐ2月も終わりですね〜。
ボクが幼稚園生活にも慣れて来たな〜と感じていたら・・・
もう!年中になるんです 早い!早い!
そんなこんなで、幼稚園では懇談会のシーズンです。
前回はこんな感じでしたよ。
今回の懇談会では
①最近の様子
・入園したころに比べ、周りを見て判断し行動出来るようになった。
・先生の話を聞いて、次の予測が出来るようになった。
・給食を積極的に食べ完食するようになった。
②得意な事と不得意な事
・モノを作るときに細部を観察して作ることが出来るが、ハサミは少し苦手。
・運動が苦手で、特に鉄棒や雲梯。(だけど出来ない事を話したり相談する)
・女の子と口喧嘩になると、上手く説明出来ない。
③お友達との関わり
・入園当初は一人遊びが中心でしたが、友達を誘ったり誘われたりが出来る。
・友達のやっている事をよく見るようになった。
・友達に教えてもらう為、自分から声かけが出来るようになった。
・少しですがお友だちの気持ちについて考えるようになった。
④先生から見て良いと思った事
・たくさんの疑問を持ち、たくさん質問して調べたりする。
・自分の気持ちを話すようになり、お友達とたくさん喧嘩する事が増えた。
・喧嘩したあとは先生と子共2人で解決策を話せるようになった。
などなど・・・
悪い話はなく、ボクの成長をたくさん聞く事ができました。
幼稚園に通うようになり、ボクは本当に成長したな〜と感じます。
幼稚園すごいな!子供の伸びしろすごいな♪
担任の先生は細かく見てくださる方で、子供とのコミュニケーションも丁寧です。
先日『幼稚園の生活発表会』に行ったのですが、どの子供も自主的に行動していて、歌やダンスなどの発表をしっかり行なっていて先生のすごさを感じました。
母ちゃんなんか、ボク一人のしつけやピアノ練習などもバタバタなのに、先生は大人数を教育しててすごいな〜。
さらに!療育センターへの報告の為の交換日記的なノートを先生には書いてもらっています。いつも写真付きで書いてくれ、先生には感謝しかないです。
ハァ〜良い先生に恵まれて ボクは 幸せ者です!!
そういえば、よい教育者の話しで・・・少し前に『ジェームズ・ヘックマンの幼児教育』について聞きました。
ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・J・ヘックマン教授の研究で有名になった「ペリー就学前プロジェクト」とは?
1962年から1967年の間に、アメリカ・ミシガン州に住む低所得者層家庭の3〜4歳児の子供たちを対象に実施されたものです。
123名の子供たちを2つのグループに分けて、就学前教育を施す子供と施さない子供を比較する実験が行いました。
就学前教育では、子供達は毎日2時間ずつプレスクールに通い、週に一度は先生が各家庭訪問し90分間にわたり、親にも子供にも指導します。
この2つのグループの子供たちに対しては追跡調査が実施され、子供たちが40歳になるまで続けられました。
追跡調査の結果、教育を受けた子供と受けなかった子供を比較すると、14歳時点での基礎学力の達成度、高校卒業率、40歳になった時点での月収や持ち家率はいずれも就学前教育を施す子供の方が優れているという結果になりました。また犯罪を起こす確率が低いなどの差も見られた。
小学生になる前の教育が!ずっと先の生活に関係してくるんですね・・・。
母ちゃんは高学歴でも高収入でもないぞ!(笑)幼少期の教育が悪かったかな?
う〜ん そんなに手厚くないマンモス保育園に通ってたからかな〜〜。
ヘックマン教授の研究は、二つの重要なポイントがあるようです。
①就学前教育がその後の人生に大きな影響を与えることを明らかにした事。
②就学前で重要なのは、IQに代表される認知能力だけでなく、忍耐力、協調性、計画力といった『非認知能力』も重要な事。
非認知能力を伸ばすには、子どもの個性を受け入れて尊重する事だそうです。
●「○○ちゃんはこう思ったのね」「△△がしたかったのね」など、その場その場で気持ちに共感する事。
●子どもとたくさん遊んだり、遊びの中で失敗したら「こうしたらどう?」などと励ましたり、頑張りを持続させてあげられるような関わりをする事。
●思う存分遊ばせ!いろいろな友だちといろいろな場所で関わる機会を作る事。
このような経験を日々積み重ね、少しずつ蓄えられた“心の財産”が「非認知能力」の根っことなり、生きる力につながっていくそうです。
そう思うと!今の幼稚園はお勉強少なめで遊び中心です。
なんとなく『よその私立幼稚園はカリキュラムがすごくて良いな〜』なんて不安だったけど、非認知能力は遊びの中で成長するものなので良い事だったのですね。
知識や勉強は後からでも補えるけれど、非認知能力はこの時期がとても大切なんだ!
ふ〜ん。
家庭でも!園でも良質な幼児教育が未来を作っていきそうですね。
今の担任の先生は、発達の遅いボクを『個性だ』と言ってくれて、やりたい事には付き合ってくれます。世界地図や地球儀は年少の教室にないので準備してくれたり、国旗好きなので本やカードも購入してくれてました。
これでは一人遊びに集中するのでは?と思ってましたが、お友達も興味を持ちボクが教えたり、話をしたりするようになり、今では一人遊びよりも友達と遊ぶ事が楽しいと言って国旗や地図で遊んでないようです。
寄り添ってもらえた事で気持ちは満足し、他に目がいくようになったのかな???
長いようで短い幼児期です。
母ちゃんも!しっかりしないとな〜。